事業再構築補助金の状況(日経新聞2024/01/22朝刊)

今朝の日経新聞朝刊に、事業再構築補助金に関する記事がありました。
(記事名は「中小企業の業態転換、補助金審査厳しく コロナ特例廃止」)

有料記事なので丸ごと転載することはできませんが、要点としては以下です。

  • 「事前着手制度」は次回の公募から廃止する。
  • 人工知能(AI)を活用して類似案件を摘出し、代行業者による計画書の使い回しを見抜く。
  • データ収集体制や政策効果の分析についても見直す。

また、少し古い記事ですが、2023年11月28日付の日刊工業新聞には、従来6枠あった申請枠を3枠に集約するという情報もありました。その記事では、「成長枠、グリーン成長枠、産業構造転換枠」が「成長分野進出枠」の1つに集約、「物価高騰対策・回復再生応援枠、最低賃金枠」が「コロナ回復加速化枠」の1つに集約、サプライチェーン強靭化枠は継続、とのことでした。少し期間が経ってますので現在再変化している可能性はありますが。

いずれにしても第12回公募に向けて進んでいるようではありますので、正式な公募開始を待ちたいと思います。すぐ廃止になるわけではなさそうなのでその点は安心しました。