ものづくり補助金 第18次公募開始

昨日2024年1月31日に、「ものづくり補助金」の第18次公募の公募要領が公表され公募開始となりました。

2020年に再編された現行の「ものづくり補助金」(正式名称はものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)ですが、この第18次公募をもって現行制度が終了する見通しです。

最大の注意点として、事業実施期間が2024年12月10日までとなることが発表されています。
それに合わせたスケジュール感を、私の予測も含めて分かりやすい形に作ってみたのが下記の画像です。

応募締切から採択発表まで2カ月半くらいかかりますので、採択発表が2024年6月頃、さらにそこから交付申請の続きをして交付決定が出るのが早くても2024年8月頃となります。交付決定後でないと、対象の機械等を発注してはいけない決まりなので、8月過ぎに発注して期限内の12月10日、できれば余裕持って11月末までには納品や支払が全て完了するスケジュールで進めないといけないです。

非常にタイトなスケジュール感ではありますが、現行制度でのものづくり補助金の募集はこの第18次がラストチャンスです。

来年度(2025年度)に後継制度の新ものづくり補助金がまた募集されることを期待したいですが、必ずあるとは限りません。もしかしたら後継制度が作られずに制度終了となる可能性もあります。ものづくり補助金を活用した機械装置購入やシステム開発を考えている事業者は、第18次公募のチャンスを逃さないようご注意ください。

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