令和7年度の補助金動向
中小企業庁のホームページに、令和6年度補正予算・令和7年度当初予算関連の資料が続々と公開されています。
これらは令和7年度の補助金制度の関連資料です。
難しい説明を省いて、なるべく簡単に要点を記載すると以下がポイントです。
①「小規模事業者持続化補助金」の募集が再開されます。従業員5人以下(製造業など一部業種は20人以下)の会社しか申請できないのですが、賃上げ特例とインボイス特例を両方満たすと最大250万円の補助金が受けられて、改装工事、機械購入、チラシ、看板、HP制作など割と幅広い用途に対応できる使い勝手のいい補助金制度です。
②「ものづくり補助金」の募集も再開されます。こちらは主に製造業が対象で、金額目安は1000万円~の高額な機械装置(製造設備)を購入したいと考えている会社に最適な補助金です。
③「新事業進出補助金(仮称)」が創設されます。事業再構築補助金の後継の補助金となります。業種問わずにどの業種でも新事業立ち上げの構想がある会社であれば申請できます。金額目安は1000万円~3000万円くらいの初期投資(建物改装や機械装置購入など)が必要な新事業を立ち上げたい構想がある会社に最適な補助金です。
④「省力化補助金」が今年度から創設されたものの対象条件が狭すぎてイマイチでした。これが大幅に緩和されて申請しやすくなる見込みです。省力化につながる機械装置の購入に最適な補助金です。たとえば製造業なら自動切断や自動組立や自動検査などの機械装置、サービス業や飲食業は自動券売機や各種調理器具も省力化に繋がる機械なら検討の余地があります。金額規模の目安は500万円前後くらいで省力化に役立つ機械装置の購入に最適です。
いずれも当社にて申請支援サービス(コンサル)の提供が可能です。
それぞれ募集開始時期が2025年の3月か4月頃からと予想されますが、早めの準備が補助金採択の可能性を高めるために重要です。上記のうちひとつでも心当たりがあれば、ぜひ問い合わせフォーム等でご相談ください。ヒアリングして結果的に補助金申請は難しいとなる場合もよくあるのですが、まずは相談してみないとそれも分からないので、お気軽にご連絡ください。
お気軽にお問い合わせください。
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