小規模事業者持続化補助金の採択率

先日、小規模事業者持続化補助金のコロナ特別型3次締切分の採択者の発表がありました。
全国から37,302件の応募があって、採択者は12,664件。採択率でいうと33.9%という予想外の狭き門となってしまいました。これまでは80~90%の採択率があって、今回もそれくらい通ると楽観していたのですが、とんだ誤算です。
弊社が申請支援させて頂いたものの不採択になってしまったお客様も沢山いて、大変申し訳ないです。現在募集中のコロナ型5次への再応募は可能なので、それぞれ再チャレンジをするつもりです。
今期の採択率の状況を分かりやすく表にしてみました。
応募締切日 | 採択発表日 | 申請数 | 採択数 | 採択率 | |
---|---|---|---|---|---|
一般型1次 | 2020/03/31 | 2020/05/22 | 8,044 | 7,308 | 90.9% |
コロナ型1次 | 2020/05/15 | 2020/05/29 | 6,744 | 5,503 | 81.6% |
コロナ型2次 | 2020/05/31 | 2020/07/22 | 24,380 | 19,833 | 81.3% |
一般型2次 | 2020/05/31 | 2020/08/07 | 19,154 | 12,478 | 65.1% |
コロナ型3次 | 2020/08/07 | 2020/10/30 | 37,032 | 12,644 | 33.9% |
コロナ型4次 | 2020/10/02 | 12月下旬ごろ? | |||
一般型3次 | 2020/10/02 | 12月下旬ごろ? | |||
コロナ型5次 | 2020/12/10 | 来年2月末ごろ? | |||
一般型4次 | 2021/02/05 | 来年4月ごろ |
上記の通り、回を重ねるごとに申請数が増えて倍率が上がっているのか、採択率が落ちているのが分かります。年末ごろに発表されると思われるコロナ型4次や一般型3次はもっと落ちるかもしれません。
そして現在募集中のコロナ型5次にいたっては、コロナ型3次で落ちた人の再チャレンジ分もたくさん乗ってくるでしょうから、おそらく申請数は7~8万件?いや下手すると10万件もあり得るのでは?一方、採択数は予算に限りもあるでしょうしおそらく2万件以下、したがってコロナ型5次の採択率は20%にも満たないようなことが想定されます。
それでもコロナ型5次の申請支援にはすでに多数のご注文を頂いて取り組みしている最中です。以下を教訓に、できる限り採択が通るように支援させて頂きます。
・応募条件、対象経費の条件に沿った計画作り。
・事業計画書は丁寧に緻密に独自性のあるものを作る。
・過度な期待は持たない心構え。