融資とは
会社が資金調達を行うとき、もっとも代表的な手段が「融資」ですね。融資とは、金融機関から事業に使うお金(資金)を借りることです。
金融機関というのは、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、および政府系の日本政策金融公庫など、それらを全部含めた総称です(厳密にはそれ以外にもいろいろありますが省略します)。
金融機関に融資を申し込んだとき、もし会社の財務状態や業績が良好であれば比較的スムーズに融資を受けることができるでしょう。
ただ財務状態や業績があまり良くない場合、融資希望金額が多額の場合などは、事業計画書の作成・提出が求められることもあります。
早期経営改善計画
当社は認定経営革新等支援機関なので、経営改善計画および早期経営改善計画の支援を行うことができます。
どちらも、中⼩企業活性化協議会(旧経営改善⽀援センター)にきちんと申請を行いながら進めることで、コンサル費用の3分の2の補助が受けられるので、自己負担は3分の1で済みます。
経営改善計画は、リスケジュールなど返済条件変更を伴う大掛かりな計画策定をするものです。
一方、早期経営改善計画は、返済条件変更を伴わないような計画策定に最適で、一般の事業者に広くお勧めできるフォーマットです。
早期経営改善計画は、現状分析&ビジネスモデル俯瞰図の作成から始まって、資金実績表&将来計画を作成し、課題の整理とアクションプランへの落とし込みを行い、数値計画(損益計画)に反映させます。そしてそれらを早期経営改善計画書として文書化します。
お客様は自社の状況を客観的に把握でき、新たな気づきを得られた上で、アクションプランを立案することができます。また、早期経営改善計画書は金融機関に対して説得力のある交渉材料となりますので、関係構築や資金調達が進めやすくなることが期待できます。
資本性劣後ローン
日本政策金融公庫など政府系金融機関が実施するローン(貸付)で、通常は「新型コロナ対策資本性劣後ローン」、正式名称は「新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付」と呼びます。
劣後ローンなので返済の優先順位が低く、この借入金は民間金融機関では自己資本と同等に評価されるのが特徴です。
メリットは以下4つです。
1.自己資本が厚くなり、民間金融機関から借り入れしやすい
2.無担保・無保証人
3.売上減少要件がない
4.赤字の間は金利が低い
ただし申し込みの条件として以下3つのどれかを満たす必要があります。
1.J-Startuoプログラム選定または投資事業有限責任組合から出資を受けた
2.中小企業再生支援協議会または投資事業有限責任組合の支援で事業再生を行う
3.事業計画書を策定し、民間金融機関による支援体制がある(民間金融機関から1年以内に協調融資を受けられる)
通常は3番目の条件を使うことが多いです。
また、申し込みには専用の事業計画書の提出が必要です。
当社はこの資本性劣後ローン専用の事業計画書の作成支援実績もあり、スムーズに対応することが可能です。自己資本を厚くしたい事業者の方はぜひお問い合わせください。
創業融資について
創業時の融資は、通常の一般融資とは違った流れで、別のノウハウが必要になります。
創業時の融資での資金調達の成功こそが、将来の事業成功・成長の「カギ」です
創業時に、「融資で資金調達が成功すること」は、とても重要です。
これから始める、あなたの夢・想いが詰まった事業。
成功してほしい、継続してほしい…
そのために、山崎コンサルでは、「創業融資支援」に力を入れています。
中小企業診断士だからできる、実現性の高いアドバイスとサポートをいたします。
創業融資の成功が、なぜその後の事業の成功、継続に大きく影響するのか?
そして、なぜ私が、「創業融資支援」に力を入れているのか?
その理由を、ここでお伝えします
創業時、特に3か月以内は、資金調達のまたとないチャンス!
この機会を逃し、失敗すると、二度と借りられないことも…。
創業はしたけれど、ちょっとお金に不安がある。
でも、お金は足りなくなってから借りればいいか。
そんな風に、あなたは考えていませんか?
創業時こそ、資金はとても重要です。
創業期はどうしても順調な売上や実績は上がりづらいですし、しばらく赤字が続いてしまう…というのは、よくあることです。
資金が足りなくなってきた段階で慌てて調達しようとしても、「創業時の、資金を借りるべき時に借りていない」ことで、資金調達が難しくなってしまい、せっかくの夢だった事業の継続ができなくなってしまう…ということにつながってしまうのです。
「創業時の、資金を借りるべき時」、これが、日本政策金融公庫の「新創業融資」制度の期間、しかも創業から3か月以内です。
日本政策金融公庫の「新創業融資」制度は、創業前、または創業直後(2期以内)の事業者が低金利・無担保・無保証で借入できるという、創業者に大変有利な制度です。法人でも個人事業主でも、どちらも利用が可能です(この「創業」の定義ですが、法人設立登記や個人の開業日ではなく、準備期間が一通り完了して、実質的にきちんと事業をスタートした日からのカウントで大丈夫です)。
そして、特に創業の3か月以内なら、事業の「計画ベース」で審査を受けられるので、最も、審査が通りやすいのです。
つまり、あなたの事業の「今までの実績が問われない」ということなのです。
この創業の3か月以内の期間を逃すと、創業直後(2期以内)といっても、実績を加味した審査になります。
しかし、創業直後にいきなり順調な実績が出ることは、なかなか難しいのではないでしょうか。
そして、ますます資金が足りなくなって、事業を回すことが苦しくなる…負のスパイラルとなってしまうのです。
ですので、創業と同時に資金調達、創業融資を3カ月以内に申請することを、強くおすすめいたします。
まずは創業を考えられている段階で、ぜひ創業融資を同時に考えてみてください。
ぜひ一度、わたくし山崎コンサルに、お気軽にご相談ください。
融資が通る「事業計画書」の作成は、 融資獲得のみならず、
その後の事業の成功、継続につながる!
創業時に、資金的な余裕があるということが、経営を軌道に乗せる上で大事だということは前述のとおりです。
そして、その資金的余裕、創業融資を獲得するために、その合否に大きく関わるのが「事業計画書がよく出来ているか」ということです。
実は、創業融資の獲得の成功率は半分、50%です。
創業融資獲得失敗の理由は、事業計画書の中身が甘い、ということが理由です。
融資が通る「事業計画書」を作成することが必要です。
融資を審査する金融機関は、「事業計画書」の以下の2点を厳しく見ています。
● 将来にわたって、継続的な売り上げをあげていける事業計画になっているか。
● 事業が固有の強みを持っているか。
この2点をしっかりとアピールし、事業計画書に落とし込めていれば、創業融資が通る成功率が高くなる、ということです。
当社では、この2点のアピールポイントをしっかり経営者と二人三脚であぶり出し、磨き上げて事業計画に落としていきます。
事業計画書で厳しくチェックされるポイントは、以下のように置き換えて考えることができます。
● 継続的な売り上げをあげていける事業計画 ⇒ ターゲット層(顧客)に刺さるビジネスコンセプトの磨き上げ
● 固有の強みを持った事業 ⇒ 競合他社に勝てるポジショニング
事業のコンセプト、ポジショニングを磨くことは、創業時は特に重要です。
そして創業融資の成功はもちろん、「長期的視点で見て必ず成功する経営」にも、とても重要なのです。
私自身が創業時に大変な思いをしたからこそ、創業のタイミングが、資金計画にも事業計画も一番大切だと痛感しているのです。
そして、第3者の客観的な視点があるからこそ、この事業のコンセプト、ポジショニングは明確になります。
当社では、創業者が事業のビジョンを明確に持ち、自信を持って事業の舵取りを進めていけるよう、この磨き上げの作業を一緒に徹底的に行います。
事業のコンセプト、ポジショニングが明確になると、
実は「賢いお金の使い方」もできるようになります
事業を継続するには、売上げが必要ですね。その売上げを増やすためには、「客数」と「客単価」を増やすことが必要です。
創業時には、特に将来「顧客」になってもらうための「見込み客」に、事業をアピールし知ってもらわなくては、売上げにもつながりません。
そのときに必要なものが「販促費」「営業費」です。
あなたは、創業時はどうしても「販促費」「営業費」に予算をかけなくては、と思い込んでいませんか?
実は、創業時にしっかりターゲット、コンセプト、事業のポジショニングが決まると、販促、営業活動の効率が良くなり、無駄で広範囲、高価な「販促費」無駄な「営業費」を使うことが無くなります。
低コストでかつターゲットを絞った販売促進活動ができ、かつ集客の効果が出やすくなるのです。つまり、「賢いお金の使い方」ができるようになります。
この「創業時の賢いお金の使い方」もとても重要です。山崎コンサルでは、そのアドバイスもしっかりさせていただきます。
以下のような良いスパイラルに乗ると、事業の成功、継続が見えてきます。
このスパイラルに最初に乗ることが重要なのです。
あとは事業が継続していくにつれて、ターゲット、コンセプト、ポジショニングは、時代の変化に合わせて、都度検証・見直しを続けていくことは必要です。その継続したサポートも、ぜひわたくし、山崎コンサルにお任せください。
あなたの創業を、まるごとサポート!
山崎コンサルの 「創業融資まるごと安心コンサルティング」
山崎コンサルでは、支援させていただいた事業主様が、創業融資が受けられたから支援が終わり、ではありません。
「創業融資をきっかけに、事業を成功させ、継続してほしい」。この思いで、じっくり時間をかけ、綿密にコンサルティングをさせていただいています。
ですので、他の創業融資獲得コンサルティングサービスでは、ヒアリング自体は短時間ですませ、報酬は成功報酬型、あるいは融資獲得額の3~5%程度の報酬を請求するサービスが多いですが、当社は融資獲得額に関わらず、定額でコンサルティングさせていただいています。
創業のご相談の内容によっては、当社でご相談が受けられないこともあることをご了承ください。これは、貴重なお金を報酬として支払うお客様に対して、真摯に対応させていただきたいためでもあります。
大切なあなたの事業を「長期的な視野で」成功に導くために、二人三脚で「事業コンセプトの磨き上げ」をすることを重視しています。
1対1でヒアリングを行わせていただき、課題を丁寧にあぶり出し、明確にしていきます。
まずは初回無料で1時間の個別相談ができますので、お気軽にお問合せください。
「創業融資まるごと安心コンサルティング」 内容
無料個別相談から、第1回~第4回で、計5回の計13時間で、じっくり、納得できる事業計画書、事業コンセプトを作り上げます。成果物は、融資だけではなく、御社の事業の方向性も明確になり、販売活動にも役立ちます。
回 | 内容 | 成果物 |
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第0回(1時間) | 【無料】個別相談 →納得がいったら本申し込み | ・相談シート |
第1回(3時間) | ①ターゲット顧客に刺さるコンセプトの磨き上げ ②競合のいない(競合に勝てる)ポジショニング | ・事業コンセプト ・競合分析シート |
第2回(3時間) | ③売上を最大化する商品メニュー設計 ④紹介を誘発するキャッチコピー作り、低コストな集客方法案の検討 | ・商品メニュー ・キャッチコピー |
第3回(3時間) | ⑤月次損益計画(売上と支出とアクションプラン立案) ⑥創業融資に使える創業計画書の作成、模擬面接の実施 | ・月次損益計画 ・創業計画書 |
第4回(3時間) | ⑦新人経営者でも最低限抑えたい経営管理ポイント (損益計画、会計、税金、労務管理) | ・経営管理シート |
オプション | 小規模事業者持続化補助金の申請 | ・補助金申請書 |
<創業融資まるごと安心コンサルティング>
定価 260,000円(税別)
※お支払いは、無料個別相談(1時間)をして頂いて、じゅうぶん納得頂いてから「本申込」をすると決めていただいてからのお支払いなので、安心です。
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